先物取引裁判例一覧

(平成15年)

裁判所 判決日 業者名 出典 認定違法要素 過失相殺 被害研究 備   考
京都地裁 H15.12.11 光陽トラスト 先物判例 35 337 欺罔行為による契約締結
損失負担約束
2割 22号
岡山地
倉敷支判
H15.12.11 大起産業 先物判例 37 1
名古屋地裁 H15.12.3 エー・シー・イー・
インターナショナル
先物判例 35 291 説明義務違反
断定的判断の提供
新規委託者保護義務違反
4割 22号
鹿児島
地裁
H15.11.19 コスモフューチャーズ 先物判例 35 272 適合性原則違反
断定的判断の提供
新規委託者保護義務違反
両建
一任売買
4割 22号 取引終了後8年後に訴えが提起された事案であるが,原告は,平成12年5月ころに被告担当者から話を聞いて初めて違法な勧誘の実態を知ったとして,消滅時効の抗弁を排斥した
大阪地裁 H15.10.21 エー・シー・イー・
インターナショナル
先物判例 35 246 適合性原則違反
説明義務違反
断定的判断の提供
なし 22号 60代後半の独居の女性に対し1か月間で3100万円余りのオプション取引を行わせた事案
大阪高判 H15.9.25 朝日ユニバーサル
貿易
先物判例 35 133 適合性原則違反
断定的判断の提供
無意味な反復売買
手仕舞い拒否
なし 22号 大阪地判H15.3.11の控訴審
控訴審において過失相殺が全く認められなかった事案
東京高判 H15.9.11 岡藤商事 先物判例 35 35 新規委託者保護義務違反 5割 22号 横浜地判H14.3.29の控訴審。
名古屋
地裁
H15.8.27 コーワフューチャーズ 先物判例 35 191 適合性原則違反
説明義務違反
新規委託者保護義務違反
3割 22号 委託者は日本語力が不十分な日系ブラジル人
訴訟前に極めて小額で和解契約が締結されているが,被告に法的責任がないと考えた原告の錯誤を認めて無効と判断された。
千葉地裁 H15.8.27 明治物産 先物判例 35 206 両建
特定売買
一任売買
6割 22号
名古屋
地裁
H15.8.19 エー・シー・イー・
インターナショナル
先物判例 34 454 説明義務違反 4割 21号
鹿児島
地裁
H15.7.16 オリエント貿易 先物判例 34 439 新規委託者保護義務違反
両建
反復売買
5割 21号
札幌地裁 H15.6.27 コスモフューチャーズ 先物判例 34 409 説明義務違反 なし 21号 外国為替証拠金に関する事案
判決は,外国為替証拠金取引が賭博行為に当たると認定。
札幌地裁 H15.6.25 コスモフューチャーズ 先物判例 34 367 説明義務違反 なし 21号 外国為替証拠金に関する事案
なお判決は,仲裁同意書の効果を明確に否定している。
大阪地裁 H15.5.29 アイメックス 先物判例 34 332 新規委託者保護義務違反
無意味な反復売買
6割 21号 新規委託者保護義務違反の判断で,「受託業務規則に規定されている外務員の判断枠以内の取引枚数であっても,当然に新規委託者保護義務違反に違反しないとはいえない」と判示した点で,画期的な判決である。
大阪地裁 H15.5.28 グローバリー 先物判例 34 305 新規委託者保護義務違反 5割 21号 不法行為のほか,債務不履行も認定。
神戸地判 H15.5.22 三貴商事 先物判例 35 169 新規委託者保護義務違反
無断売買
仕切拒否
1割 22号 原告がサラ金等からの借金の返済に追われたこと,一時は自殺を考えるまで思い詰めたことから,慰謝料が認められた。
札幌地裁 H15.5.16 コスモフューチャーズ 先物判例 34 268 説明義務違反 なし 21号 外国為替証拠金に関する事案
なお判決は,仲裁同意書の効果を明確に否定している。
札幌地裁 H15.5.9 コスモフューチャーズ 先物判例 34 246 適合性原則違反
説明義務違反
なし 21号 被告会社のテレフォンアポインターとして勤務していた者が外国為替証拠金取引を行ったという事案。
名古屋
地裁
H15.4.18 アイメックス 先物判例 34 185 向かい玉
両建
新規委託者保護義務違反
無敷・薄敷
2割 21号 向かい玉による客殺しの体質が強く推認できるとの認定,両建の違法性を条件付ながら明示した点などが参考になる。
東京地裁 H15.3.31 エー・シー・イー・
インターナショナル
先物判例 34 166
名古屋
地裁
H15.3.28 カネツ商事 先物判例 34 125 新規委託者保護義務違反
無意味な反復売買
6割 21号
千葉地判 H15.3.25 東京ゼネラル 先物判例 34 97 断定的判断の提供
無意味な反復売買
手仕舞い拒否
向かい玉
6割 21号 「被告会社の自己玉が,全委託者に対する関係であれ,ほぼ恒常的に向かい玉の形を取っていることは,同被告にいわゆる「客殺し」の体質があると推認せざるを得ない」として,向かい玉による客殺しを認定。
大阪地判 H15.3.11 朝日ユニバーサル
貿易
先物判例 35 62 適合性原則違反 3割 22号 控訴審判決あり
名古屋地判 H15.2.28 大起産業 先物判例 34 64 新規委託者保護義務違反
無意味な反復売買
4割 21号
大阪高判 H15.1.29 東京ゼネラル 先物判例 34 22 無差別・執拗な勧誘
断定的判断の提供
説明義務違反
過大取引
無敷・薄敷
配慮義務違反
3割 21号
名古屋地裁 H15.1.17 コーワフューチャーズ 先物判例 33 332 新規委託者保護義務違反
過当取引
3割 20号